掛金と保険料

 基金の掛金額は年金ポイント、国の厚生年金保険料は給与の額によって決まります。
基金の掛金については全額を会社が、厚生年金保険料については加入者の皆さんと会社がそれぞれ負担し、安定した定年後の生活を準備します。

 



 
企業年金基金の掛金は会社が全額負担しています

企業年金基金の掛金には、年金・一時金給付のための標準掛金と、過去勤務債務の償却のための特別掛金があります。

標準掛金及び特別掛金は、〔年金ポイント×100(ポイント単価)〕に掛金率を掛けた額になります。

掛金の負担は、会社が全額負担しています。

 

厚生年金の保険料は加入員の皆さんと会社で折半

厚生年金では、実際の給与を32等級に区分した標準的な給与(標準報酬月額)に保険料率を掛け、保険料を計算します。

この標準報酬月額は、年1回4・5・6月の給与の平均額をもとにして算定されます。ただし、算定した標準報酬月額が2等級以上変更になるときは、途中月からでも変更になります。

賞与からも同じく保険料を納めています。賞与額のうち、一回の賞与につき上限を150万円とする1,000円未満を切り捨てた、標準賞与額に上図の率をかけた額が、賞与からの保険料(掛金)となります。

保険料の負担は、会社と本人で折半となります。

  |