平成21年度資産運用計画について
 
運用基本方針

 年金資産全体については現状の政策配分を維持し、収益の回復に努めます。
 但し、他資産との分散効果が期待された代替投資については、収益が悪化する展開となり、株式市場との想定以上の相関の高まりは、年金資産全体のリスクの増加につながっています。絶対収益型代替投資については配分を▲5%させることでリスクの低下を図ります。
 株式運用については、全体の政策配分は維持するものの、円高対応および景気に対する感応度が高い国内株の比率を2%引き上げることとします。
 国内債券代替の10年CMS投資については、評価価格が大幅に下落しているため政策配分を実勢配分(15%→6%)にまで引き下げることとします。
 以上により、中長期の期待運用収益率4.62%を目指します。

 
運用資産の構成割合(政策アセットミクス)
投資対象資産   資産構成割合  
国内株式  18%
外国株式  8%
国内債券  43%
外国債券  15%
代替投資  15%
短期資産   1%
合 計 100%
このほかに、15億円を新規分野への投資資金として別枠管理する。
 
政策配分の期待収益率とリスク
期待収益率
4.62%
リスク(標準偏差)
5.32%

 
運用受託機関の委託割合
 
運用受託機関 信託銀行 投資顧問
委託社数 3社 1社※
 ※各運用機関に再委託を実施している。  

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