●平成19年度の収益率は▲11.03%と、当基金の中長期の運用目標である4.5%を大幅に下回る結果となりました。 安定的な資産運用を目指し戦略の分散を継続したが、サブプライムローン問題に端を発したクレジット市場の混乱により、意図せざるボラティリティ(価格変動)が生じ、運用収益を大幅に悪化させました。
●企業年金基金の給付設計が前提としている運用の予定利率は2.5%ですので、時間過重収益率ベースでの今年度の運用結果はこれを大幅に下回ることとなりました。
過去4ヶ年累計平均でも年率2.10%となり、予定利率2.5%+コストを勘案した必要収益率3.0%を確保できませんでした。
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