●平成16年度は、過去最高水準の原油価格の高騰など景気不安材料もありましたが、企業業績が堅調なことから、景気底割れ懸念が後退し、年度末にかけて回復基調となりました。国内株式、国内債券は、年度を通して低調に推移しました。外国株式、外国債券は為替の円安効果で、10%前後のプラス利回りの結果となりました。 ●企業年金基金の給付設計が前提としている運用の予定利率は2.5%ですので、時間過重収益率ベースでの今年度の運用収益はこれを上回り、目標とする安定的収益の確保ができました。