キャッシュバランスプランの現在の指標利率
 
再評価率・指標利率とは

 キャッシュバランスプラン制度において、利息クレジットを計算したり、毎年の年金額を算定するために用いる『利率』を再評価率・指標利率と呼んでいます。

再評価率:
加入(積立)期間及び待期期間における利息クレジットを計算するための利率

指標利率:

毎年度の年金額を算出するために用いる利率

当基金では、下記の基準に基づき、毎年度毎に再評価率・指標利率を設定します。
 
(1)使用する指標
 

使用する指標は、10年国債応募者利回りの過去1年平均とします。
但し、上下限を設定します。(小数点第2位を四捨五入して0.1%単位で適用)
尚、中長期的期待値としては、2.5%を見込んでいます。
 
 

再評価率

指標利率

加入(積立)期間

待期期間※1
受給期間
上限
4.5%
5.0%
下限

1.5%または法定下限予定利率※2のいずれか高い方

  ※1 待期期間とは、退職してから受給開始までの期間をいいます。
※2 
法定下限予定利率は、当該年度のものを使用します。(毎年改訂)
最低でも1.5%相当の利息がつきますので、いわゆる「元本割れ」することはありません。

 
<「国債」とは?>
 国が資金の不足をまかなうために発行する債券のことです。購入すると、一定期間ごとに利子が支払われ、満期には元本が返済されます。5・10・20年等の償還期限の利付債があり、10年利付国債の発行残高が最も大きくなっています。
 尚、「応募者利回り」とは、新規発行債券(新発債)を発行時に取得し、償還まで保有した場合の利回りをいいます。
 
(2)改訂頻度

 年1回とし、 前年1月から12月(暦年単位)の実績平均値を当年4月から(年度単位)適用します。適用する利率を毎年見直しますので、経済変動に対してより柔軟に対応できます。

 
≪再評価率・指標利率の推移≫
年度
適用期間
再評価率・指標利率
備考
2022
2022年4月〜
  2023年3月
1.5%
(1)2021年1〜12月の10年
   国債応募者利回り(平均)
0.07%
(2)2022年度法定
   下限予定利率
0.00%
2021
2021年4月〜
  2022年3月
1.5%
(1)2020年1〜12月の10年
   国債応募者利回り(平均)
0.005%
(2)2021年度法定
   下限予定利率
0.00%
 

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