●平成15年度の国内株式は、国内の景気回復期待、外国人投資家の日本株買い持続などから上昇が続き、プラスの運用利回りとなりました。外国株式は、イラク戦争の終結後、年後半に景気が回復するとの期待感が高まり、米国・欧州とも株価が大きく上昇し、プラスの利回りとなりました。しかしながら、国内債券は、景気回復を示唆する指標の発表をうけて金利が上昇し、債券価格は下落基調で推移したことからマイナス運用となりました。
●厚生年金基金の給付設計の前提としている運用の予定利率は5%ですので、時価ベースでの今年度の運用収益は4年ぶりに上回りました。
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