平成15年度決算報告
当基金の平成15年度決算は平成16年9月16日に開催された第1回代議員会において報告され、全会一致で承認されました。
年金経理の決算については、毎事業年度において将来にわたって年金・一時金を給付するために現時点で備えておかなければならない数理上の必要額である給付債務と実際の保有資産(時価)を比べて財政の健全性を検証しています。
年金経理損益計算書(収支状況)
平成15年度の決算では、市況の回復により4年ぶりの運用利差益が発生し、剰余金27,000百万円を計上しました。
(単位:百万円)
●費用 ●収益
年金・一時金給付費 3,171 掛金等収入 23,564
移換金 16 受換金 5
拠出金 2 政府負担金 84
運用報酬等 151 運用収益 6,939
業務委託費 35    
指定年金数理人費 1    
運用損失 0    
数理債務増加額 1,389 未償却過去勤務債務増加額
0
未償却過去勤務債務残高 537 特例調整金増額
0

当年度剰余金

27,000 当年度不足金
0
32,302 32,302
 
 
年金経理貸借対照表(積立状況)
平成15年度の資産状況は、当年度剰余金27,000百万円が発生しました。また、特例調整金8,517百万円を資産計上しています。
(単位:百万円)
●資産 ●負債
流動資産 297 流動負債 41
固定資産 82,569 支払備金 596
未償却過去勤務債務残高 6,099 数理債務 78,081
特例調整金 8,517 当年度剰余金 27,000
繰越不足金 8,236    
105,718 105,718

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