ソリューション

ホームソリューションホットメルト接着剤

自動車ドア製造工程のリードタイムを短縮!低VOCで人や環境にやさしい接着剤

ホットメルト接着剤

対象業種

自動車メーカー/自動車内装メーカー

用途想定

自動車ドア表皮材の接着

1台あたり約3万個の部品で組み立てられる自動車。この膨大な数の部品を扱う製造工程の短縮やその工程内の環境汚染物質の排出削減が課題になっています。これに応えるために、自動車の組み立てで使用される接着剤には、短時間硬化や低VOC(揮発性有機化合物)であることが求められます。
自動車ドア表皮材の接着に広く使用されているのは、耐熱性や耐久性に優れた反応系溶剤型接着剤です。しかし、反応系の硬化は完全硬化まで時間がかかり、また溶剤からVOCを排出するため、人や環境への負荷が懸念されています。
当社のドア表皮用ホットメルト接着剤は、非反応タイプ・無溶剤です。自動車の内装接着剤に求められる耐熱性や耐久性を維持しつつ、硬化時間の短縮が可能な溶剤揮発が少ない接着剤です。リードタイムの短縮や環境負荷の低減に寄与します。

課題解決

無溶剤・非反応タイプのため製造工程の削減が可能

ホットメルト接着剤は常温では固体で、加熱することによって溶融し、それが冷却することで固化、接合します。
溶剤を含まない接着剤のため、自動車ドアの表皮材を貼り合わせる前に溶剤を乾燥させる工程が不要です。さらに貼り合わせ後は、接着剤が冷却すれば強固な接着力を発揮するので、反応系の接着剤で必要な養生工程が不要です。
ドア表皮材の貼り合わせ工程数は、反応系溶剤型接着剤を使用すると6工程であるのに対し、当社のホットメルト接着剤を使用することで、3工程へ工程削減できます。

反応系溶剤型接着剤と当社ホットメルト接着剤の自動車ドア表皮材貼り合わせ工程の比較
反応系溶剤型接着剤と当社ホットメルト接着剤の自動車ドア表皮材貼り合わせ工程の比較 イメージ

無溶剤のため、人や環境への負荷を低減

溶剤型接着剤に含まれるVOCは、大気汚染など環境への負荷や人体への影響が懸念され、排出を規制する動きが高まっています。当社のホットメルト接着剤は、溶剤を使用していないためVOCの排出が少なく低臭気。人や環境にやさしい接着剤です。

特長

プレコートが可能

当社のホットメルト接着剤は、表皮材に塗布し固化させ、プレコート材として保管することが可能です。プレコート材は保管後、貼り合わせ前に加熱することにより、接着力が復元します。
反応系溶剤系接着剤では貼り合わせ工程のラインと同数の塗布ブースが必要でしたが、プレコートした表皮材を使用することで、塗布ブースの集約が可能です。

プレコートによる塗布工程の合理化例
プレコートによる塗布工程の合理化例 イメージ

ポリプロピレン(PP)系素材に優れた耐熱性・接着性

ポリプロピレンフォーム、ポリウレタンフォームとの耐熱劣化試験後の180°はく離接着強さ試験において、界面破壊がみられず、PP系素材への接着力に優れています。

耐熱劣化試験後の180°はく離接着強さ試験片の破壊状態
 

ZH601-1 (for PPF)

ZH551-4 (for PUF)

試験条件

90℃1000h後、90℃、200mm/min

80℃×400h後、23℃、200mm/min

試験片の構成

ZH601-1 (for PPF)試験片の構成 イメージ

ZH551-4 (for PUF)試験片の構成 イメージ

180゜ピール試験後の
破壊状態

ZH601-1 (for PPF)180゜ピール試験後の<br>破壊状態 イメージ

ZH551-4 (for PUF)180゜ピール試験後の<br>破壊状態 イメージ

試験後外観

ZH601-1 (for PPF)試験後外観 イメージ

ZH551-4 (for PUF)試験後外観 イメージ

※本データは測定値の一例であり、保証値ではありません。